リリースまでいよいよ秒読み段階となった期待の続編「BioShock 2」、Ken Levine氏と2K Boston(現在はIrrational Games)が手掛け歴史に残る名作となった前作ですが、続編のBioShock 2は2K Marinが中心になり、2K AustraliaとDigital Extremes、さらにArkane Studiosが参加という巨大なプロジェクトとなりました。そんな本作のディレクターを務める2K MarinのJordan Thomas氏がDestructoidに対して興味深い発言をしています。
Jordan Thomas氏によると2K MarinはBioShockのファンから大きな批判を受ける覚悟があるとの事で、前作からのファンが顔を青くするようなアイデアが盛り込まれているそうです。この内容は恐らく多くのファンの異議を促す事になると氏は考えているようですが、開発が本格化した2年前にすでにこれについて大きく決断を済ませた事を記しています。
さらに氏は「皆を喜ばせる事は出来ません」と続け、「しかし少しの共感を持って貰えれば、心動かさずに居られないような経験をあなたに見せる事ができます」と述べています。ラプチャーはそのための”場”だと氏は考えているようで、判りやすい例として同じ町を複数の点から主観的に捕らえられるサイレント・ヒルを挙げています。
いささか挑発的な語り口ではありますが、Jordan Thomas氏は自信たっぷりのようで、2K Marinが行ったのはBioShockのリブートでは無く、Irrational Gamesが産み出した偉大なエピックタイトルに続く新しい展開だと力強く述べています。いずれにしてもリリースはいよいよ明日!Jordan Thomas氏のこの発言が只のパフォーマンスかそれとも本当の問題作になってしまうのか。その真価を楽しみに待ちたいと思います。
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